6年ぶりに能登の希たち家族のもとに帰ってきたけど、
やっぱり、大きな夢を追いかけたけど
坐絶して帰ってきたという、相変わらずって感じですね。
いつもニコニコ笑っているお母さんが不思議に見えていたけど
いささか愛想尽かしてしまった感じで、ダンナさんのことを
「お隣さん」と呼んでいました。
それでも、絶対に嫌いになっているという訳ではないのは
あまり社交的ではなかった若いころのお母さんにとって
とてもかけがえのない人だったからだったようです。
だから、どんなに頼りなくても、どんなに失敗ばかりでも
完全には嫌にはなれないんだ、って事が分かりました。
それにしても、ブログを書かないでいるうちに
話はどんどん進んでいって、展開が早いです。
心の奥では、本当はケーキ職人になりたいう夢を持っている希だけど
夢を追ってばかりで何も結果を出せない父親を見て
真面目にコツコツ働くために市役所に就職しました。
東京から帰ってきた希のお父さんは、ハローワークの紹介で
なんと希の働く市役所の清掃員として働く事になりました。
そんな中、希たちが住まわせてもらっている桶作元治・文夫妻の息子が
奥さんと孫たちを連れて能登に帰ってきました。
元治さんと文さんは、息子たちや孫たちと一緒に暮らせることを喜んでいたけど
塩田をつぶしてカフェを開きたい、という息子の言葉にびっくり。
塩作りが命の元治さんとそれを支える文さんにとって
この息子の言葉は、かなり腹にすえるものがあったようですね。
これまでは、希たち親子の関係がどうなるのか、っていう話しで進んでいたけど
新たに、桶作夫妻の家族の関係も、話の焦点に加わってきました。
今度の朝ドラ「まれ」は、夢や希望を持つことについての様々な考え方がポイント。
親に反対されながらも漆職人になりたい圭太や、
東京でアイドルになりたい一子など、
まれの同級生たちも、それぞれに夢を持っている。
希は、お父さんの影響で夢や希望を追いかけることは家族に迷惑がかかると考えてる。
桶作夫妻の息子は、カフェをやりたいという夢を持って能登に帰ってきたけど
父親の宝物でもある塩田をつぶす前提という、親の夢をつぶすような事を言い出した息子。
一口に夢といっても、それぞれの人生で色々な見方や方向性があるのだな~
と実感させられるドラマになっていますね。
夢や希望を持つ事は大切だし、とってもいい事、って気がするけど
一筋縄ではいかない事がたくさんある。
それぞれの夢を叶える人、破れる人、あきらめる人、夢と家族との関係などなど・・
いろいろな要素を含んで、ドラマは進んでいくようです。
とにかく今の話題は、桶作夫妻と息子家族との関係ですね。