ごちそうさん、第1週では子供の頃のめ以子の物語でした。
め以子はおばあちゃんにいつも色々な大切な事を教えてもらっていましたね。
そんなおばあちゃんは亡くなってしまったけど、大人になっため以子の心には
おばあちゃんの優しさが しっかりと育まれています。
め以子の家はフランス料理のレストランを営んでいるのだけれど
いつも父親が試行錯誤こらして新しいメニューを考え、出てくる料理が
いつもとっても美味しそうですよね。
このレストランの料理をみるのも、このドラマの楽しみのひとつでもありますね。
そんなめ以子の家に帝京大学の学生が下宿する事になりました。
下宿人帝大生の名前は、西門悠太郎。背が高くて嫁に行けないかもと悩む
め以子よりもずっと背が高い学生ですが、め以子には最初の印象は
あまりいいものではなかったみたいですね。
レストランの出入り口の階段が直しても直しても壊れやすくて
一人のお客さんが階段に足を乗せた途端に、階段が壊れて足をくじいてしまいました。
西門悠太郎は大学で建築を学んでいることもあって、階段の修理をかって出ます。
コンクリートで階段を固めたり手すりも作ったりして、とても頑丈できれいな階段が完成。
店のみんなは大喜びです。
そんな悠太郎の夢は、建築技師になって安全な街つくりをすることだと言う。
め以子が学校で、親友の桜子と民子に、将来の夢を持っているかを聞くと
民子は教師になりたいという夢があり、桜子は書くことや本を読むのも好きだから、
そういう仕事につきたいと漠然と考えているようだった。
あの時代の女性と言ったら、年頃になったら嫁にいく、という選択肢がほとんどで
女性が夢を持つということ自体があんまりなかったんじゃないかな~と思います。
そんなめ以子ですが、先生の助言もあり、
「人に美味しいものをたべさせたい」といつも考えている事に気がつきました。
ごちそうさんが始まって第2周目で、子役のめ以子から杏にバトンタッチ。
杏が演じるめ以子は、17歳で女学校に通っているところからスタートですね。
親友の民子と桜子といつも3人でたのしい学校生活を送っているけど
学校に通う時の袴姿だったり、その髪型だったり、教科書の文字だったり・・
その時代をかいま見れる感じがして、その時代に生きていなかったにもかかわらず
どことなく懐かしさも感じたりしてます。
なんとなく日本人の原点的な感覚というのでしょうか・・・
そんなポイントで観てみるのもごちそうさんの楽しみですね。